丹波篠山市のホームページにて、国指定重要文化財長谷寺妙見堂
の存在を知ったのは昨年初秋のことです。
丹波篠山市奥原山でアマチュア無線の移動運用の帰途、少し遠回り
して、丹波篠山市藤坂の長谷寺に立ち寄り、境内を巡りましたが
妙見堂を見ることが出来ませんでした。
その顛末はブログに記載(←クリック)していますが、妙見堂は
廃真妙寺跡に建っていますが、長谷寺に所属する境外堂であること
から長谷寺妙見堂であることを知り、後日に廃真妙寺跡を訪ねまし
たが、参道が崖崩れし復旧工事中で廃真妙寺跡には辿り着くことが
出来ませんでした。
今回三度目の正直です。県道本郷藤坂線から崖崩れの復旧場所を
望むと、参道のガードレールが見えます。参道が復旧しています。
愛車Z号を県道脇に停め、長谷寺妙見堂の道標を見て、廃真妙寺跡へと歩を進めます。距離は僅かですが急勾配の参道に息があがるころ、青く苔むした
廃真妙寺妙跡に到着です。
大きな木々に囲まれた平らな広場は青く苔むしています。往時は
ここに本堂、庫裏が建っていたのでしょうか?。
一番奥の鳥居をくぐり、数段の石段を上ると妙見堂を護る覆屋の前に出ます。
覆屋の格子戸から内部の国指定重文の妙見堂を見学させてもらいます。妙見堂の覆屋の左り隣には、虚空蔵堂が建っています。妙見堂の覆屋、虚空蔵堂、廃真妙寺跡も綺麗に整備され、在所の人々が大切に護っておられることがわかります。
短時間の歴史散歩でしたが、静かな廃真妙寺跡で持参の温かい
コーヒーを飲みながらのひと時は至福のひと時でした。
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